株式会社まるぶん  
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陶辞苑   有田焼をはじめ焼き物の名前は特殊で読み方や意味が分かりにくいものが多いです。
「陶辞苑」では、当社の扱う商品を中心に絵柄や品名を分かりやすく説明していきます。
染付
赤絵
染錦
十賊
市松
唐草
手法
まず基本的なところから・・・。
絵柄の前に染付とか赤絵とか書いたのがありますが、これらは絵付けの手法を表しています。例えば「赤絵小花」という名前ですが、これは「本窯焼成した生地に上絵具で小花の文様を書いてます」ということを意味しています。
「染付小花」だったら「素焼き生地に呉須で小花文様を書いてます」ということです。
・・・・というように、この法則を知っていれば、名前を見ただけでその焼き物の氏素性が分かってしまうという便利なものです。
染 付
そめつけ
素焼生地に呉須(コバルト)という顔料で絵付けをし、釉薬をかけて焼いたもの。
主に青色の発色となりますが、焼く前の呉須はくすんだ深緑色でとてもこれが綺麗な藍色になるとは思えません。釉薬の下に描いてあるので「下絵」とも言い、釉薬の被膜に守られて絵柄が剥げることがありません。
唐津焼などに見られる酸化鉄の黒い顔料も下絵ですが、「鉄絵」といって「染付」とは区別して呼んでいます。
赤や緑の染付けもないわけではありませんが、クリアな色が出せないので当社の製品にはあまり使いません。
中国では「青花」と呼んでいます。
染付
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赤 絵
(錦・色絵)
あかえ
すべて同じ意味の言葉です。「赤絵」といっても赤い色だけではなく、赤、青、黄、緑あるいは金銀なども含めて、釉薬の上に彩色する手法やその製品を「赤絵」「錦」「色絵」と呼んでいます。
釉薬の上ですので「上絵」とも言い、長い間使っていると顔料が剥がれてくることがあります。
赤絵
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染 錦
そめにしき
染付と赤絵両方の特性をうまくミックスさせた手法で、落ち着いた染付が鮮やかな赤絵を一層引立てます。
江戸時代にヨーロッパへ輸出され、王侯貴族の心を奪った古伊万里の多くは染錦の絢爛豪華な装飾品でした。
染錦
「染付」は素焼きと本焼きの2回、「赤絵」と「染錦」はそれに赤絵窯まで入れて合計3回窯の炎をくぐっていることになります。
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絵柄
十賊
(十草)
とくさ
縦に細い線をたくさん描いた紋様を「十賊」と呼びます。これはトクサ目のシダ植物であるトクサをデザイン化したもので、どこの陶磁器店でも必ずといっていいほど見かける紋様です。線だけの紋様ですので至ってシンプルなデザインですが、それだけに作り手のセンスが表れる紋様と言えるでしょう。使って飽きのこない定番柄ですので、毎日使う飯碗や湯呑にはお勧めの絵柄です。
「木賊」という文字は書くのも読むのも難しいので「十草」という当て字を使うことが多いようです。「トクサ」と同じような紋様に「麦藁手」「千筋」というのがありますが、特に表記法の区別はなく、弊社で言えば、商品の混同を避けるために使い分けていると言うのが実情です。
十賊
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市 松
いちまつ
色の違う2種類の正方形を交互に並べた碁盤目文様を「市松」と言います。江戸中期の歌舞伎役者「佐野川市松」がこの模様の袴を用いたことから広まったと言われています。
主に染付で描かれることが多く古典的な文様ですが、描き方によってはすごくモダンな絵柄になります。さすがにアバンギャルドな歌舞伎の世界。300年経っても日本の美は色あせることがありません。
市松
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唐 草
からくさ
これはもう焼物の絵柄の定番中の定番。絵柄の検索をかけたらおそらく、いちばんたくさんひっかかってくる絵柄でしょう。知らない人はいないと思いますが、敢えて解説を・・・。
「唐の国から来た草花文様」ということで「唐草」と呼ばれるようになりましたが、定義づければ「草花文の連続文様を唐草と呼ぶ」というところでしょうか。染付が多いですが色絵の唐草文もよく見かけるようです。
起源は遠く古代エジプトのロータスを文様化したパルメット唐草にまでさかのぼり、ギリシアで連続反復する唐草文様として完成を見ましたが、それが1世紀ごろに中国に達し、朝鮮半島を経由して5〜6世紀に日本に伝来しました。正倉院の御物や法隆寺の「玉虫厨子」にも唐草の文様が見られます。
唐草のバリエーションもいろいろで、花唐草、みじん唐草、牡丹唐草、葡萄唐草などがあります。
因に「唐草」を辞書で引くと「ウマゴヤシ」の別名、という解説がありました。マメ科の越年草でヨーロッパ原産。各地に自生しているとありますが、シロツメグサつまりクローバーのことでした。
唐草
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佐賀県西松浦郡有田町赤坂卸団地
TEL:0955-43-2351