センスの良い人の食卓をのぞいてみると
色や柄のある器を上手に使いこなしています
色や柄のある器は
器選びや、料理との合わせ方が難しいように感じますが
コツを抑えれば使い勝手が良く
いつもの食卓が器一枚でぐっと華やぎます
色や柄のある器の中でも
豆皿は気軽に取り入れやすくおすすめです
淡い染付の器には明るい色の食材を
濃い染付の器には優しい色の食材や料理を盛り付けると
バランスよく食卓に馴染みます
使用したのは、色絵丸紋草花割4寸皿、色絵兎 小皿
伝統的な染付が施された小付は
どんな器ともよく馴染みます
つきだしやおつまみなどを盛り付けるのに丁度よく
なにかと重宝する一皿です
使用したのは、波兎 なぶり小付
おめでたい梅の形の銘々皿は
一人前の取分け皿として使用するのも良いですが
小料理を盛り付けても美しく
食卓に華を咲かせます
使用したのは、銀彩祥瑞捻梅 5寸銘々皿
初期伊万里の風合いを演出したこちらの器は
鮮やかな色合いが美しく
余白を大きくとって
絵柄を楽しみたい一皿です
フルーツやお茶菓子との相性も抜群です
使用したのは、赤絵花蝶文 フルーツ皿
見た目に地味な茶色い揚げ物も
鮮やかな存在感のある器に盛り付けると
たちまち華やかな一皿に
花弁をかたどった縁が上品な印象です
使用したのは、市松花弁紋 輪花預け鉢
鮮やかな料理がよく映えます
表面にざらつきがあり、高級感のあるデザインは
和食だけでなく中華やイタリアンの冷菜にもよくあいます
使用した器は、晶渕金 18cm渕付丸皿
ついつい無難な白や無地ばかりを選んでしまう器選び
色や柄のある器は
食卓にリズムを生み、食卓を華やかにします
心ときめく色や柄のある器を見つけたら
ぜひ一度お手にとってみてください
ライター:菅原 彩